桃太郎ってどんな話? ブログライター養成講座【初級編の3】

2019年1月27日Yasu Nagaoさん

桃太郎ってどんな話? ブログライター養成講座【初級編の3】

前回は、スイカの説明をしました。

全然知らない人にスイカを説明するというもので、いかに上手に特徴を説明するのか、という「説明力」でしたよね。

今回は、もう一歩進んで「解説力」について迫っていきましょう。

じつはこの解説力、ブログを書いていくうえでかなり重要な能力になっていきますし、これがうまいと色々な記事に対応できるようになります。

それでは実際やってみましょう、今回は「桃太郎ってどんな話?」です。

まずは桃太郎を説明してみよう!

いわゆる前回のおさらいですね。

では実際に桃太郎を説明していくのですが、大事なのは特徴を整理して感情を込めてです。

桃太郎っていうのは、きっと日本で一番有名な日本の昔話なんだけど、なんと、おじいさんとおばあさんが拾ったももから男の子が生まれてくるんですよ。しかも、その子、おじいさんとおばあさんにきび団子をもらって、そのきび団子で仲間にした犬と猿とキジと力を合わせて鬼と戦うっていう話なんです

はい、これで、まず問題はないですね。

ただ、実はこれ、よーく見れば、ただのあらすじなんですよね。

ブログライターが提供するのは読者の求めるもの

ブログの中で何か物語を説明するとき。

例えば映画ですとか小説ですとか、漫画やアニメについての記事を書きたいなという時に、ブログライターが提供するものは「ただのあらすじ」ではありません。

なぜなら、読者はそれを求めていないからです。

読者が求める、それが唯一の切り口

ブログライターにとって、記事の内容は必ず読者が求めるものでないといけません。

もしそれが趣味のブログで、自分とほんの少しの人間が読んでくれればいいというレベルの物でも、そのほんの少しの人間が読みたいと思って初めてそれは記事として価値を持ちます。

ですから常に、読者はいったい何を求めてこの記事を読むのか、という視点が必要なのです。

桃太郎の何を知りたいのか

では話を桃太郎に戻すと、まずは読者が桃太郎の何を知りたいのかを考える必要があります。

その時に重要なのが、なぜ読者はこの記事を見にきているのかという視点です。

たとえば、何か面白い昔話はないかなぁと思って探しに来ている、もしくは桃太郎について深く知りたいと思ってきている、また、桃太郎っていったい何だ?という人もいるはずです。

解説力とは、こういった人に「ああなるほどね」と思わせるものなんですね。

要点を見つけて、そこを推す

そう考えると、桃太郎のあらすじをタダ説明しただけではダメなことはわかると思います。

それこそ、何か面白い昔話を……と思っている人にとってみれば、そんなものただのネタバレでしかないのですからむしろ逆効果。

大事なことは、桃太郎を求めてきた人が興味を持って読んでくれるその一点なのです。

そこで大事になってくるのは、桃太郎の押ポイント、つまり要点ということになるんですね。

そこをしっかりとおさえて、読者目線で桃太郎について解説をすると、次のようになるわけです。

桃太郎ってこんな話

桃太郎っていうのは、日本の昔話で一番人気の話なんですよ。

なにが一番人気かというと、誰でもすぐにその内容が理解できる簡単さと、勧善懲悪という日本人が一番好きなストーリー展開。

しかも、どことなくSFっぽいというかファンタジーな要素もあって、その不思議感もかなり面白い。

物語のキャラクターも主人公の桃太郎に、おじいさんおばあさん、犬猿キジが仲間で敵が鬼なんですよ、しかもそれぞれに特徴的な役割があってわくわくするんですよね。

そして当然最後はハッピーエンド。

日本人の心をつかむのがうまいなぁと感心してしまう、それが桃太郎というお話です。

ね、これなら読者のニーズにこたえられるうえに、桃太郎をきちんと解説できてますよね。

読者の視点を意識する。

説明というのは、ある意味自分本位なんです。

自分が伝えたいもののことを、どうやったら相手に伝えることができるのかというものですから。

ところが解説となるとこれは、相手本位の話。

読者のニーズをしっかりと意識して、相手の知りたいと思っている情報を提供するというスタンスを忘れてはいけないのです。

というわけで次回は「さんまを使ったお手軽スイーツ」です。

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Posted by 管理人