【電話編】怪しい連絡には気をつけよう!春の詐欺対策祭り2019
毎度お世話様です、特急太郎でございます。
さてさて、先日はこんな記事を書かせていただきました。
実はこんな手紙の他にも「電話」という形で、色々と怪しいことをしてくる業者も多数いるものです。
今回は怪しい電話に気をつけるために覚えておきたいポイントを、いくつかご紹介していきます。
フリーダイヤル系は基本業者?
はい、まずここで重要なポイントが出てきました。
フリーダイヤル型でかけてくる電話は、ほとんど業者または営業の電話です。
もちろん中には、料金の請求や契約関係のことで電話してくるケースもありますが、心当たりがない場合は原則的に営業の電話だと思ってよいでしょう。
フリーダイヤルの番号は
0120
0570(※厳密にはナビダイヤル)
など一般的な固定電話の市外局番や携帯電話の番号ではありませんので、すぐに見分けることができます。
080-0xxx-は携帯ではない?
最近増えてきたフリーダイヤルの番号で080から始まるものがあります。
携帯電話の番号ではないかと思ってついついかけ直してしまったり、電話に出てしまうことがあります。
落ち着いてまずは、番号をよく見てみましょう。
080-0xxx-
で始まっていませんか?
080の後に0が来るのは
0800-xxx-xxxx
で区切るのが正しく、これはフリーダイヤルの番号です。
ほとんど業者が取得する番号で、少なくとも親戚のおじいちゃんがかけてきているのではなさそうです。
よくある怪しい電話のパターン
最近は何かと物騒な世の中になってきて、怪しい電話の中にも危険性の高いものが増えてきました。
昔は
「あのあのあのあの、おおお、お姉さん、お時間ありますでしょうか?(ハァハァ」
みたいなどうしようもない電話も多く、こういうのは基本的に
オメェに食わせるタンメンはねぇ!
じゃなかった、
あなたに使っている時間はありませんので、失礼します(ガチャ
みたいなことで良かったんですけど、最近はどうにもこうにも物騒極まりない、いわゆる洒落にならない電話が増加傾向にあります。
若い方でも備えておくに越したことはありません。
最近多いのは次のような電話です。
行政機関からの還付金
行政機関から還付金があるので、ATMで操作をしてくださいといった電話がかかってくることがあります。
これは行政機関でもなんでもありません。
基本的に行政機関からの還付金は、もしあったとしたら手紙で連絡が入ります。
電話で還付金の連絡がいきなり来るということはほとんどありませんし、最近は自治体などもかなりその辺ピリピリしていますので、電話での連絡はほとんど取り合わずともよいでしょう。
仮に電話だったとしても、市役所の大代表の番号の表示があるかどうかを確認してみましょう
親戚を装って「お金の無心」をする電話
親戚を装ってお金の無心をしてくるケースもあります。
とはいうものの、実際にマジの親戚がマジで困って電話してきている、というケースもゼロではないでしょう。
このあたりの電話がかかってきた時にはまず親類縁者の名前を聞き出してみたり、最後に会ったのがいつかと聞いてみるというのも良いでしょう。
相手がもし本物だった場合は後から「こういう電話が最近多いので申し訳なかったね」といえばそれで済みます。
親族からの電話番号が変わったという電話
親族を名乗る人から「電話番号が変わった」と連絡がくることもあるでしょう。
この辺りについても先ほどのケース同様に、親族にしか分からない内容を聞いてみたり、最後に法事か何かで集まった時のことを話してみると良いですね。
電話ガチャ切りの三原則
・資産状況を尋ねる電話は切る
・イマイチ相手が誰かわからなかったら、切る
・公的機関を名乗る電話は「こちらからかけ直す」と伝えて切る
いずれの場合でも少しでも怪しいなと思ったら、ガチャ切りしてしまいましょう。
あるいは上記の三原則に当てはまる場合のみガチャ切りする、でも良いですね。
【番外編】携帯番号からポリスメンを名乗る電話が来た?
携帯の番号から、ポリスメンを名乗る電話が来た!
ごくごく「まれ」に、こういったことがあります。
これね~、判断が難しいところなんです。
というのも、
本物のポリスメンが携帯電話からサムバディトゥナイしてくるケースは、実際にあります。
これがまた悩ましい。
ただし、
・話がなんとなく噛み合わない
・先方が言っていることに、全然心当たりがない
・金銭の要求をされた
・キャッシュカードを渡せとか言われた
などは、大体詐欺です。
その他どうしても判断に迷う場合は、サムバディトゥナイしてきた人の所属と名前を確認して、その所属にこちらから電話をかけなおしましょう。
多くのケースではこれで一発解決です。
ほとんどの場合、ホンモノなら所属にかければ一発で取り次いでもらえます。
で、困っちゃうのが、現場のお巡りさんがサムバディトゥナイしてきたケース。
現場には固定電話がなく、やむを得ず携帯電話からサムバディトゥナイしてきているケースも実はあります。
事件は会議室で起きているんじゃない、現場で起きているんだ!!
ってレインボーブリッジとかで言ったとしても、ないものはないんだから仕方がない。
この場合は事実確認の方法として
・実際にその所属と名前で所属があるかどうか
・所属があれば至急、こちらにもう一度その携帯からサムバディトゥナイして欲しいと伝える
・折り返しのサムバディトゥナイを待つ
くらいの方法しかありません。
まとめ
珍しく全編シリアスモードでお伝えしてきました、今回の詐欺対策祭り2019電話編。
最近はとにかく怪しい電話も増えていますので、お気をつけください!
おまけ
サムバディトゥナイとは・・・?
出典:踊る大捜査線
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