全力で繋がろうとする子供達から学ぶ「コミュニケーション」

2019年3月9日coco peachさん

言葉での意思疎通、表情や振る舞いで視覚的な精神的交流で相手と分かち合う素敵な繋がりを、誰かが「コミュニケーション」と1つの言葉で表すようになりました。

生きている間、出会いを大切にしながら素敵な相手と繋がりを築いていきたいですね。

「私、コミュ障だから。」「一人で生きていけるから繋がる必要はない。」そんな言葉が一瞬頭に浮かんだ方はいますか??

今回は子ども達のコミュニケーション、全力で繋がろうとする姿をお伝えします。

読み終わったころには、「人との繋がりも、捨てた物じゃないかも。」そう感じているかもしれません!!

スキンシップによるコミュニケーション

0歳児クラスは、多くの保育園で、早くて生後2か月から預かる事が出来ます。そこから1歳を迎えるまでの1年を過ごすのです。

「赤ちゃんだから泣いているだけ?」「寝ているだけ?」いいえ。

実は言葉のない時期から繋がりを求めているのです。

《大人⇔子ども》のスキンシップによる繋がりです

抱っこやハグ、頭を撫でる等身体に触れて安心感を形成する中で愛情を与え、又は受け取ることが出来るのです。

これも、立派なコミュニケーションとなる愛情表現です。

初めて保育園に登園した赤ちゃんも、スキンシップを取り、安心出来る信頼関係が出来てくると「高い、高い。」や「こちょこちょ」に“にこっ”と微笑みます。

遊びや世界観の共有によるコミュニケーション

子どもの遊びの共有、子どもの世界観の共有においても相手との繋がり合い、コミュニケーションとなっている事があります。

3歳児クラスで絵本「ミッケ!」を読んでいた時です。

1人女の子が絵本の中にいるおもちゃの兵隊を見つけました。「ねぇ。みんな見て!この子の名前は“ちんちこりん”だよ!」と言うと周囲の友達は目を輝かせました。

きっと気になっていた兵隊と、愛嬌のある名前に心が一致したのだと感じました。

続きのページをめくると再び“ちんちこりん”が現れました。

子ども達はもう嬉しくて仕方がないといった感じでした。

「またいる!!」絵本の“ちんちこりん”にしばらく没頭した後、その後の活動において手を繋いで行動を共にしたり、一緒に過ごしたい様子が見られました。

歩み寄って心が通じ合う事で、絆がグッと強まったように感じられました。

子供同士のお世話により繋がっていくもの

保育園には、赤ちゃんから小学校就学前の幼児までが一緒に生活しています。

大きい学年の子は小さい学年の子のお世話をしようとしてくれます

もちろん、言葉がない分大人でも気持ちを汲むことが難しい事もあります。

それでも大きい子たちはあの手この手と屈することなく関わってくれます。

「なんで泣いているんだろうね。」「鼻水が出ていて気持ち悪いのかな?あ!拭こうとしたら嫌がってる!」「いっぽんばし、こーちょこちょ…笑った!」と、接していく中でその思いが通じ、赤ちゃんも笑顔になったり、くっついて遊ぶようにもなるのです。

なにより子ども同士だからこそ通じるものもあるのですね。

言葉を掛けながら気持ちを通じ合わせて繋がっていく様子を見ると、温かい気持ちになります。

まとめ

このように「コミュニケーション」とは、言葉だけの繋がりではなく気持ちの繋がりもあります。

子ども達はどんな時も一生懸命繋がろうとします。

その中で思い通りに行かない事や、通じ合えない事も経験しながら関係を築いたり仲直りの仕方を知っていくのです。

是非、今からの出会いや周囲にいる人との関係を大事にしてみてください

生きていく中で、誰かと繋がる事は人生に花を添えてくれたり、楽しみが広がる可能性を秘めているかもしれません

キーポイントは“相手の笑顔を想像してみる”ことかもしれません。

試してみてください!

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Posted by 管理人