5歳児から見習う大事なこと「気持ちを言葉で」

人間関係

人と人の繋がりは、言葉によって成り立っていると言っても過言ではありません。

「また明日遊ぼう。」「隣に居てね。」と繋げ合ったり、時には「さようなら。」「別れよう。」と離れる理由を伝える手段ともなるのです。

今現在、私達大人が様々な種類の言葉と、それを伝えるニュアンスを使いこなせているのは幼少期から今へとたくさんの経験から培ってきたからだと考えられます。

今回の記事では、保育園で過ごす子ども達の言葉のやり取りをお伝えします

気持ちを言葉にする最も初期段階の様子を感じて、言葉の伝え方、自分の気持ちを素直に言葉に出来ているのかと改めて考えてみるきかっけとなるかもしれません。

言葉のやり取りでルールを決める

自己主張を自由に表現する3歳児友達の気持ちに気が付く4歳児それを超えてきた5歳児は、どんな様子が見られるのか今からお伝えしたいと思います。

5歳児クラスでブームが起きている「氷鬼」は、その日もやりたい子が集まって鬼を決めようと話し合いが始まりました。

「誰が鬼やる?」「やりたい人?」「…いない。じゃんけんする?」「いいね。」こうして話し合いの中でじゃんけんをして鬼を決める事に決まったようでした。

鬼の決め方、じゃんけんに反対!

氷鬼を始めようとする集団の中でみきちゃんが言いました。

「みき、鬼やりたくない。だから、じゃんけんしない。」すると周囲の友達は口々に「ずるい。」「鬼が嫌なのはみんなだって同じだよ。」と言うのでした。

すると、「私も、入れて!鬼やりたい!」と別の友達が入ってきました。「いいよ。」と即座にその子に鬼が決まりました。

みきちゃんの反対に注目していた友達も全てこの一言で解消され、氷鬼のスタートへと気持ちも向き始めたのでした。

決まったところでみきちゃんのお母さんがお迎えに来ました。「みきちゃん、また明日ね。」と周囲の友達が手を振りました。

納得できない理由は

みきちゃんは、表情を曇らせ、ポケットの中に入っていたハンカチを出して友達の1人に投げつけました。

すぐにぶつけられた友達が、「先生、みきちゃんがハンカチ投げつけた。」と言いつけに来たので、私はみきちゃんの気持ちを聞いてみる事にしました

「どうしたの?」と聞くと「だってね、鬼やりたくなかったのに、みんながずるいって言うからね、だからじゃんけんしようって心に中で思ったの。それなのに、後から来た友達がじゃんけんしないで鬼やるって言ったら決まったから。じゃんけんするってルールなのに!」と教えてくれました。

「じゃんけん」という決め方に乗らない自分が責められて、みんながやりたくない物をやりたい人は、「じゃんけん」をしなくても責められることなく決まったことが変だと感じたのです

まとめ

後日、子ども達と話し合ってみると「まあね。」「それなら、どっちにしてもじゃんけんすればいい。」「話し合いをして、やりたい人がいなければ、じゃんけんしないルールにするのは?」と沢山の意見が出ました。

自分の気持ちが友達に伝わり、話し合う中でみきちゃんはすっきりした表情でした。

そして、最後に自分からハンカチをぶつけた友達に「昨日は、ハンカチぶつけてごめん。」と伝えて仲直りをしていました。

私自身、やり取りを見ていた時は違和感を感じませんでしたが、みきちゃんの気持ちを聞くと正しい判断について考えさせられました。

枠が開いている所に入りたがらなければ、じゃんけんの反対に責められる。枠が開いている所に入りたがれば、じゃんけんは免除される。

同じ「じゃんけんの免除」となるのならば、責められるのはおかしいという子どもの素直な気持ちだと感じました

また、気持ちを相手に伝えて納得できるよう話し合えるのが5歳児であると感じました。

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