保育士から学ぶ!壁ができた人間関係を改善する「保育人と育児人」

人間関係

保育士も1人の人間です「保育人と育児人」

「この人とは、波長が合わない。」「この人のことが苦手かもしれない。」そんな感情を抱いたことはありませんか。

大好きな人がいるように、守りたい人がいるように、その逆があってもいいのです。

人間なのですから。

保育士と保護者も人間ですから、たまには壁ができてしまう事があります。

ですが、子どもの壮大な未来の成長に関わる大人の1人として、時に、保護者の事をその壁と一緒に丸ごと受け止めるべき時があります。

壁はこうしてできる

「先生、うちの子の制作がみんなとちがうじゃないですか。」あるお母さんから苦情が届きました。

この前、折り紙制作で作った「サンタクロース」を見て、サンタの形がみんなと違うものであるようにお母さんは感じたようです。

「この制作は、折り目の線に合わせてこう折れば、このサンタ(見本)。1人ひとりのずれもまた個性が輝く3歳児らしい素敵な作品ですよ。その子が《出来た!》と思えばそれで完成として行いました。」と話すと、娘を連れて部屋を出ていってしまいました。

そして、すぐに戻ってきました。「ほら。先生に言いなさい。」とお母さんが言うと娘は泣きながら「やり直してもいいですか。」と小さく聞きました。お母さんは続けて「今すぐやり直していいですかって聞くんでしょ?」と被せます。

「このサンタさんも間違いじゃないんだよ。色んなお友達が居るように、色んなサンタさんが居ても良いと思うんだ。」と私が言うと、お母さんは怒りが治まらず「娘の希望は、やり直しですから。」と言いました。

「わかりました。明日、娘さんの気持ちが変わらなかったら、一緒に制作致しますね。」と伝え、その日は帰ってもらいました。

こうして、子どもの作品の折り目の1箇所から保育士と保護者の間には、冷たくて背の高い壁が建設されたのでした。

壁越しに気が付く、お互いの気持ち

その日から、お母さんは私を避けるようになりました。

そして、たまに連絡ノートで「野菜を残させないで下さい。」「絵の具遊びはさせないで下さい。」と思いを綴るのでした。

私は、お母さんの言葉の後ろに隠れた思いを考えてみました。

そして、「1人目の可愛い娘の成長に対して、大事に思う分、不安になるのではないか。」と気が付きました。

年齢に応じた発達について話す事や、子どもが普段保育園で頑張っている事をお母さんと共有する事で、不安の要素を取り除き、気持ちを軽くできるのではないかと考えました。

ノートに「お話しませんか。」とアプローチをしました。すると、意外な事に返事は「イエス」でした。早速、日にちを合わせて2人で話す準備を進めていきました。

2人で面談の日、こちらからは、発達票を提示しながらの子どもの年齢に応じた発達の様子や、保育園で意欲的に取り組んでいる事の内容を伝えました。すると、お母さんからも気持ちを聞くことが出来ました。

他の保護者から見て出来ない子として見られる事が不安であることや、“出来る”と期待している反面その逆の事が起きた時に焦ってしまう事を話してくれました。

まとめ

今回のように、人と人の関係は一度ぶつかり合い壁が出来ても、改善する事が出来るのです

保育士と保護者は、同じ望遠鏡で1人の子ども見るべき関係でもあるので、諦めてはいけないのです。

ぶつかる時は必ず、後ろに隠れた思いがある事、それがどんな思いであるかを追求し、問題を明確にすることで対処出来る事があります。

保育の人、育児の人、この関係は同じ望遠鏡を覗く仲間なのです。

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