アンガーマネジメントでモチベーションUP!
アンガーマネジメントとは、“怒りの感情と上手に付き合うための感情理解プログラム”です。
「上手に人付き合いがしたい。」「怒りや、マイナスな感情をコントロールして安定したメンタルで過ごしたい。」誰もが胸にそんな思いを秘めているかもしれません。
今回私は、アンガーマネジメントについて専門書籍を読みました。その本はこちら。
【実践してみた結果】を通してメリットや気付きを皆さんと共有していきたいと思います。「いいかも!」と気になった方は、是非取り組んでみてください。
怒りの後ろの感情に気が付く
始めに、「怒り」とは強いエネルギーを持った感情であり、振り回されてしまいがちとなる事に気が付きました。
毎日夜に、疲れて後回しにしてしまった時は翌朝にイライラして感情的になった事を振り返ってみました。
具体的にある日の怒りを書き出して見ると、「仕事中に、こうだと思って行動した際に上司の思いと違った事で注意を受けた。」「自宅に持ち帰って打ち込みの仕事をしようとした際に、家族の生活音が気になり八つ当たりをした。」事が1日の中で起きていました。
そして、この怒りの後ろにあった感情を探してみる事にしました。
「仕事中に、こうだと思って行動した際に上司の思いと違った事で注意を受けた。」→『上司に認めて欲しかったが、逆の反応となり悲しかった。』
「自宅に持ち帰って打ち込みの仕事をしようとした際に、家族の生活音が気になり八つ当たりをした。」→『仕事が思うように進まない事に不安を感じた。』と素直な気持ちが現れました。
見返してみると、どの怒りも怒りたいのではなく、悲しみや不安、疲れや困った感情を受け止めて欲しかったのだと気が付きました。
怒りをぶつけるのではなく、感情を上手に伝える
怒りの後ろの本当の気持ちを見つけることが出来たので次のステップを考えました。“受けとめて欲しい”それだけでは、相手に伝わりません。
言葉で相手に適切な感情を伝える事にしました。「何を一番伝えたいかを明確にする。」「私はこう考えていると言う伝え方をする。」とポイントを決めた上で実践してみました。
2週間ほどで自分の甘えに気が付くようになり、方針を変更出来るようになってきました。
仕事面では、適切な依頼や指示を明確に伝えることが出来て、以前のようなわだかまりが減り、職場内での会話が増えて明るい雰囲気になってきたように感じます。
プライベートでは私自身、余裕を持って人と関わるようになったと思います。親しい仲であっても、別の人間として捉えることが出来るようになり“わかって欲しい”と言う甘えから“伝える事で知ってもらおう”と言う発信的な考えを持つことが出来ました。
アンガーマネジメントのテクニック
最後に私が実践してみて、有効だったと感じたテクニックをご紹介します。怒りがわいてきた時、怒りにくい体質に改善する事に役立ちました。
最初は「数を数える」→これは、咄嗟に怒りを感じた時に有効です。100・97・94…と3つ飛ばしの引き算のように数に集中する事で真っ先に感じた怒りを誤魔化し、冷静さを取り戻すことが出来ました。
次は「趣味、やってみたい事を書きだす。」→過去の怒りに囚われず、未来の楽しみ、目の前のことに意識を向けることが出来ます。過去は書き換える事は出来ませんが、今から未来を有意義なものにすることは出来る事です。
すぐに実践できる内容で、最も効果的でした。試してみてください。
まとめ
今回、アンガーマネジメントを実践してみて感情の起伏が緩やかになったと感じます。
自分が少し変わる事で、周囲の状況も改善されることがわかりました。
自分に合ったテクニックを実践して、ご機嫌な1日を過ごして下さい。怒りをコントロールして健康で有意義な生活を手に入れて下さいね。
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