ボトルネックとは?知っておくといろいろ使える考え方

2018年12月25日たいらまことさん

こんばんは。

突然ですがあなたは、「ボトルネック」という言葉を聞いたことがありますか?

先日、名古屋大学のベンチャズートークというイベントに参加してきました。

その中で、何度も「ボトルネック」という言葉が聞こえてきました。

ボトルネック。

ビジネスの世界、特に業務改善などでよく使われる、この言葉。

「~が、ネックになっているね」

この表現は、日常でも耳にすることが多いのではないでしょうか。

実はこの意味は、とっても簡単です。

この記事では、この言葉の意味や応用例をご紹介いたします。

あなたのお役にたてれば幸いです。

ボトルネックとは

イメージしてみてください。

ワインなど、一般的な瓶の形は、

どんな形ですか?

途中で、細くなっていますよね。

つまり、瓶の首は、液体が出る量が、、、少なくなるポイントです。

これを広く解釈した場合、

瓶の首(ボトルネック)とは、

作業の流れが滞るような、物事の妨げとなる要因

といった意味で使われることが多い言葉なのです。

つまり、

ボトルネックとは、

そのままの意味を言えば、瓶の首のこと。

広い意味では、

物事の妨げとなるのもの」という意味です。

同じ意味で、「ネック」と省略して使われることも多いですね。

この瓶(ボトル)の形が、「ボトルネック」の言葉の由来です。

例えば、こんな時に

例え話で、考えてみましょう。

機械を使った流れ作業で、A,B,Cの行程があるとします。

A,B,Cの行程に使う機械は、それぞれ古くなっています。

どの機械を、まず買い換えるのが、

一番の効率化に繋がるのでしょうか。

ここでもし、

まったくの停滞なく、

作業が流れている場合は、

どの機械を買い換えても変わらないことになります。

壊れ具合や、値段で決めるといいですよね。

一方、

例えばAの行程もBの行程も、サクサク進むのに、

Cの行程に時間がかかっていて、Cの行程を、

待っているものがたくさん溜まるとしてみましょう。

この場合はCの機械を買い換え、スピードアップが叶えば、全体の作業が早くなることになります。

逆にこの状況では、AやBの機械を買い換えても、いくら新しくなるとはいえ、作業効率は改善しないのです。

この場合、Cの行程がボトルネックです。

この例え話では、単純化して考えていますが、実際のケースでは、AやBの機械を買ってしまう場合が多いのです。

せっかくお金をかけたり、エネルギーを注いでも、実際は効率化に繋がっていなかったりもします。

一番レバレッジが効くポイント、

少ないエネルギーで大きな結果を生むポイントを、見極めることが重要です。

これは時間の使い方や、多人数での連携の仕方、人生の過ごし方についても、同じことが言えます。

応用例、連携の仕方

1つの応用例を見ていきましょう。

例えば、「多人数での連携の仕方」を考えてみます。

5人が集まっているとして、皆がそれぞれ動きながら、1つの目的に向かっている中で、自分自身はどう立ち回るか?という着眼点です。

例えば、5人がアルマ

シチュエーションの例としては、「家族5人が集まって大掃除をしている」などで良いでしょう。

ここでポイントとなるのが、ボトルネックです。

人にはそれぞれ、向き不向きがあります。

1つのことをコツコツやることが得意な人もいれば、

大変だけどその分成果が大きなことが好きな人、

誰かのサポートをするのが上手い人、などなど。

それぞれ好きなように動きながらも、

例えばあなたが、全体を俯瞰しながら、皆が動きやすいように立ち回ることを通して、全体の効率は劇的に改善するかもしれません。

大切なのは、流れを感じることです。

そして、この後の展開をよみます。

例えば、

「AさんとBさんで進めている作業はもう直ぐ終わるな」

「Cさんの作業がひと段落したら、次の仕事はもう一人いると上手く回るな」

「Dさんは顔色が悪いようだけど大丈夫かな」

などなど。

そして、自分のエネルギーは

「全体のボトルネックとなりそうなところ」に、注ぐのです。

それぞれが何を求めているのか。

今どういう段階に進んでいるのか。

何をすれば目の前の人が喜ぶか。

などを上手に生かすことで、皆が動きやすい場が出来上がっていきます。

こんな時に、「ボトルネック」という考え方は、とても役にたつと思います。

小さな動きやちょっとした気遣いが、大きな結果をうむこともあるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

ここでは1つの例をあげましたが、

他にもざまざまな応用例があると思います。

様々な分野で役立つ「ボトルネック」。

シンプルな概念ですが、深く理解すればするほどに、応用先も広いです。

ひいては、自分の人生を自分でデザインする上でも、

大いに役にたつ考え方であると言えるでしょう。

ぜひ、頭の理解に留まらず、実践を通して体で学んでいきながら、

これからボトルネックという概念を、活用してみてくださいね。

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Posted by 管理人