ルービックキューブのコツ!(揃えるだけなら)誰でもできるようになります!
できたら天才?難しそう?私には無理・・・?
ルービックキューブは意外と誰でもできるようになりますよ!
みなさまルービックキューブといえばどんなイメージでしょうか?
できる人は一部の天才で、一般人には無理!なんて思っていないでしょうか?
実際、世界大会なんかに出ていて、ほんの数秒で揃えてしまう人は天才だと思いますが、ただ揃えるだけなら練習次第で誰にでもできてしまいます。
ルービックキューブとは
誰しも1回くらいは見たことがあるのではないでしょうか。
3マス×3マス×3マスの立方体の形をしたパズルで、6面に6色の色が塗られています。これの配色を崩し、揃えることが目的のパズルです。
「ルービック」とはこのパズルを考案した「エルノー・ルービック」という大学教授の名前で、そこから名づけられています。
教授は、生徒たちへ「3次元幾何学を説明するための動くモデルを求め、ドナウ川の流動をみて」このパズルを作ったそうです。
なにいってるかわかりませんね笑。川を見てなぜ・・・
難しい難しいとはいいますが、なにがどれくらい難しいのでしょう。
ルービックキューブの難易度について語られる際によく耳にするのが、その「組み合わせ数」です。
計算方法は割愛しますが、その組み合わせ数はなんと、43252003274489856000通り。(4325京2003兆2744億8985万6000通り)。
とんでもない数です。
もしこれが戦闘力だったらフリーザ様81607553348094人分。
つまり何が言いたいかというと、考えて解けるものではないですし、適当に動かしていてたまたま揃うものでもないということです。
ですが、揃えることができる人はこのすべての組み合わせを把握し、どう動かすと揃うかを暗記している、なんてわけはありません。
解き方はすでに昔の頭のいい人が見つけてくれていますので、それをひたすら反復練習。
それしかないです!
じゃあどうすんの?
いまのご時世、インターネットで「ルービックキューブ 解き方」と検索するとたくさんのサイトがヒットします。
ルービックキューブには、「こう動かすと、崩したくない部分は崩さず、これとこれが入れ替わる。」という「手順」が無数に存在します。
手順1つ1つはだいたいキューブを10回前後動かす程度です。これもリズムで覚えてしまえば、案外簡単に覚えられます。
単純にいうと、
① 1面を揃える
② 揃えた1面を崩さずに、その面を下にして真ん中の段を揃える「手順」を施す。
③ さらに揃った2段を崩さず、1番上の段を揃える「手順」を施す。
てな感じです。
私の主観では1面を揃えるところが唯一センス、感覚が要求される部分だと思います。
それ以降、②真ん中の段を揃えるために必要な手順は1パターン、
③ 3段目を揃えるために必要な手順は4パターン。
最低限ですが、この5パターンだけ覚えれば6面すべて揃えることができます。
初めのうちは手順を見ながら解いてみて、達成感を味わってください。
私がこの達成感を初めて味わったのは小学校5年生の時ですが、母親にとても褒められました。
手順を見ながら何度も揃えていくうちに、徐々に手の感覚や見た目の感覚が養われていきます。
揃えられるようになったら
手順を見ずに揃えられるようになったら、次は時間の短縮です。
最初のうちは5分を目安、3分、1分、・・・とだんだん短くなっていくはずです。
ですが私の場合は40秒より縮まることはありませんでした。
なぜなら覚えている手順が少ないからです。
冒頭で話したような、世界大会に出ているような人で十数秒で揃えてしまう人は、手順を無数に覚えており、その時々の最短ルートを瞬時に判断して動かしています。
やはりこのような人は天才だと思います。
ここまで出来なくても、1分ほどで揃えられればいざという時にどや顔できます笑
さらなる高みへ・・・
3×3×3のルービックキューブを揃えられるようになったら、他のパズルに挑戦してみるのもいいでしょう。
私のおすすめをいくつか紹介します。
4×4×4 ルービックリベンジ
3×3×3のルービックキューブを解かれてしまった製作者側からの「リベンジ」の気持ちが込められたパズルです。
簡単に言えば1マスずつ増えたルービックキューブ。覚える手順はやや増えますが、3×3×3を解くことができる人ならすんなりと応用できると思います。
3×3×3を攻略できた方は、まずこちら挑戦してみてください。
さらなる発展として、5×5×5、6×6×6・・・と今ではなんと19×19×19まであるそうです。もはやなんなのかわかりませんが、33×33×33まではネット上で見かけたことがあります。(お値段は車が買えるくらい高い)
ピラミンクス
こちらは名前の通り「ピラミッド」の形をしています。三角錐ですね。
こちらは通常のルービックキューブとはまた違った考え方が要求されますが、難易度としてはそこまで難しくありません。
またこちらのパズルをオススメするもうひとつに理由が、数学などその他の場面への応用です。
数学への応用?
学術的なことをいうつもりはありませんが、私の経験からも数学の図形の問題を理解するうえで少なからず役立つと思います。
実際に学習塾や学校の授業でルービックキューブを取り入れているなんて話も耳にしたことがあります。
ルービックキューブは頭がよくないと解けないものではない、と再三言ってきましたが、逆にルービックキューブの経験を、数学の図形の問題などに応用することは可能なのです。
問題文内で与えられた条件を紙の上に書いてみることはできても、それを頭の中で回転させたり、違う角度からみたり、展開図を考える、などが苦手な方へオススメです。
ルービックキューブは立方体、ピラミンクスはピラミッド型(三角錐)、この2つは立体の中高生レベルの数学において特によく扱う立体だと思います。
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございました。
ルービックキューブの魅力を伝えるのは難しいことだと思いましたが、あまり難しく考えすぎず手に取ってください人がいたら幸いです。
ちなみに私の持っているパズルの中で最も大きなものは11×11×11のルービックキューブですが、1度解くのに8時間かかってしまい休日が終わりました笑
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